西陣だより

看護部長就任のご挨拶

(この記事は2020年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

西陣病院 看護部長 佐伯  昭子


 

 

この度、2020年4月1日付けで西陣病院看護部長に就任しました佐伯昭子です。

 私は平成2年に当院に入職し、平成16年に副部長に就任、透析センター科長、医療安全室長、ベッドコントローラーを兼務後本日にいたります。当院看護部は看護師と、看護補助者の約330名のスタッフがおります。病院の拡充とともにスタッフ数も増え、近年は、出産後も継続してくれる子育て世代が三分の一を占めるようになり各層が厚くなってきました。看護部の理念は「私たちはその人らしさを尊重した看護を提供し、自立を支援します」と掲げています。今年の看護部の目標はその人らしさに注目し、気づきを大事にしたいと考えています。超高齢化・多様化社会の中、患者さん・御家族の悩みは疾病のことだけにとどまりません。声にだされることだけを捉えるのでなく、観察力、洞察力、コミュニケーション力をフルに発揮して憶測にならない看護ケアを行いたいと思います。また、「レジリエンス」(状況に合わせて柔軟に対応できる力と心)を兼ね備えたスタッフ教育を目指し、「倫理的ジレンマ」にある、治療・看護ケア時におこる葛藤に目をそむけず、多くの人達とカンファレンスを重ね、柔軟な思考でケアを行える組織づくりをしたいと思います。
 そして国は、国民の健康寿命を延ばす取り組みを推進しています。皆様の健康を支えるために、糖尿病、腎不全、皮膚・排泄ケア分野のスペシャリストナースによる看護師外来を充実させ、開業医の先生方と共に地域の方々の健康増進に貢献できるよう努力してまいりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2020年07月01日