(この記事は2025年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)
2025年4月27日(日)に、第6回上七軒ICLSコースが開催されました。ICLSとは突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきかということで、京都府立医科大学 救急医療学の武部 弘太郎 先生をコースディレクターとしてお招きし、ICLSコースを修了した当院のスタッフが、インストラクターとして受講者に指導を行いました。
今回の講習会は受講者 12名で他施設から1名の参加があり、職種は医師、看護師、放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、言語聴覚士で、蘇生についての知識や技術の講義を受け、実際に訓練用人形やAEDなどを用いて蘇生術を学んでいきました。緊急を要する場面における蘇生術がスムーズに行えるよう、受講生は真剣な眼差しで講義を受け、繰り返しトレーニングを行いました。受講者から「繰り返しトレーニングをすることで流れが把握できた。もっと学びを深めたいので継続して取り組みたい」との感想がありました。今後もコース開催を継続していきたいと思います。