患者さんへ

心臓カテーテル検査・治療、心臓CT検査を受けた患者さまの診断結果を用いた臨床研究について

当院では、心臓カテーテル検査・治療や心臓CT検査を受けた患者様について下記の臨床研究を実施しております。本研究の対象者で患者情報を研究目的に利用されることを希望されない場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。但し、すでに解析を終了している場合等、本データから患者様の情報を削除できない場合がありますのでご了承ください。なお、下記研究は当院の倫理委員会の承認を得ています。

研究課題名

当院における循環器疾患症例の心臓カテーテル検査・治療や心臓CT検査の診断結果と、問診内容、診察所見、血液・尿検査所見、生理機能検査所見などとの関連性を明らかにし、治療効果判定や予後予測に寄与する因子を検討する。

責任者

京都社会事業財団西陣病院循環器内科部長

研究の目的

冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)は悪性疾患や脳卒中とならんで死亡率の高い三大疾病の一つとして知られており、治療のみならず予防が極めて重要です。当院では心臓カテーテルや心臓CTで得られた冠動脈病変や心肥大の程度などの診断結果と、その症例の問診内容、診察所見、血液・尿検査所見、生理機能検査所見などとの関連性について調査しています。これらの症例の診療データを後ろ向きに検討・解析することは今後の診療に有用であると考えられます。必要に応じて多施設での共同研究(例として京都府立医科大学循環器腎臓内科学教室が代表責任施設である京都心筋梗塞研究会レジストリー研究など)に参加したり、施設間での格差を検討したりすることで、診断技術の向上と新しい治療法の開発を図り、広く社会に貢献することを目指しています。

対象となる方

当院で心臓カテーテルや心臓CT検査を受けた方

研究の方法

2012(平成14)年4月以降に当院で生理機能検査、血液・尿検査を受けられた患者さんが対象となります。なお、本研究では基礎疾患や生活習慣データ(基礎情報)に加えて、以下の項目の内容(予後情報)を調査し解析します。

・死亡、急性冠症候群、脳梗塞、出血、心不全、血行再建ならびにカテーテル治療入院

データは匿名化され解析および審査されます。個人が特定されることはありません。また研究発表が公表される場合でも個人が特定されることはありません。

研究成果の公表について

研究成果は、主要国内外学会や専門誌にて発表しております。

利益相反

本研究に関連して、開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。

個人情報の取り扱い

カルテより切り出されるデータは、生年月日およびその他の記述等により特定の個人を識別することができる項目は削除され、いわゆる「個人情報」は含まれません。

お問い合わせ先

< 連絡先 >

京都社会事業財団西陣病院 循環器内科部長 角田聖 
住所:京都市上京区五辻通六軒町西入溝前町1035
電話:075-461-8800

 

当院を利用する患者様に上記を広く公開します(※)。

※「公開」とは、広く一般的に研究を実施する旨を知らせること(不特定多数の人々が知ることができるように発表すること)をいい、公開に当たっては、情報の取り扱い状況に応じ、合理的かつ適切な方法を指します。

事例ホームページのトップページから1回程度の操作で到達できる場所への掲載

事例2   患者様が訪れることが想定される場所におけるポスター等の掲示、パンフレット等の備置き・配布