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インフルエンザ 予防接種の時期が やってきました

(この記事は2014年11・12月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)



薬剤部 主任 牛嶋 麻紀


予防接種は、毎年しなければならないの?
 インフルエンザウィルスの遺伝子は変化しやすいため、ワクチンを接種していても十分な予防はできません。毎年、予防接種を受けることでインフルエンザ感染を予防したり、かかった場合でも症状を軽減することができます。

インフルエンザワクチンはどの程度効果があるの?
 インフルエンザワクチンの接種により、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にすることが期待されています。
 しかし、あくまでもワクチン接種は予防対策であるため、手洗い人混みをさけるなどして対処しなければなりません。

インフルエンザ予防接種を推奨する人は どのような人?
●65歳以上の方
●60~64歳で、心臓、じん臓若しくは呼吸器の機能に障害があり、身の周りの生活を極度に制限される方
●60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
 これらに当てはまる方は、インフルエンザにかかると重症化しやすく、またインフルエンザワクチンの接種による効果が認められているため、定期の予防接種の対象となっています。
 予防接種を希望する場合は、かかりつけ医師と相談のうえ、接種してください。

予防接種を受ける時期はいつ?
 インフルエンザの予防接種は毎年10月中旬頃から開始します。抗体(ワクチンの効果があらわれる)ができるまでには3~4週間かかります。インフルエンザが流行する1月までに抗体をつけておくとすれば、12月中旬頃までに予防接種を受けることをお勧めいたします。

| Copyright 2014,11,01, Saturday 12:00am administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

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