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リハビリテーション科の紹介

(この記事は2013年9・10月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)




 平成25 年7月より西陣病院リハビリテーション科では、言語聴覚療法が新たに開設され、リハビリテーション室の広さも約1.5 倍となりました。それぞれの特色別に3 部屋開室され、より専門的な治療ができる体制となりました。スタッフも増え、理学療法士7名、作業療法士3名、言語聴覚士1名を含む15名でリハビリテーションを行っています。


 私たちは、当科の基本理念である「患者様と共に歩むリハビリテーションの実践」を目標に、楽しく来室していただき、患者様自ら意欲的にリハビリテーションに取り組んでもらえるような雰囲気作りを心がけています。

 理学療法部門ではリハビリテーション室の拡大とともに理学療法士が1名増員したことにより、今まで以上に質の高いより充実したリハビリテーションが提供できるようになりました。

 作業療法部門では作業療法士が1 名増員し、個別の訓練室が新設されたことにより、専門性を高めたより質の高いリハビリテーションが提供できるようになりました。疾病や受傷により身体機能や精神的な障害を受けた患者様に対し、機能訓練や作業を通し、きめ細やかな回復を図ります。同時にトイレ・入浴・家事動作などの日常生活動作を自分で行えるように治療を進め、早期に家庭・社会復帰できるように目指しております。


 言語聴覚療法部門では、7月より新たに言語聴覚士が配属されました。言語聴覚士は1997 年に国家資格となった、比較的新しいリハビリテーション専門職です。当院リハビリテーション科で対象とする障害は、失語症、高次脳機能障害、構音障害(いわゆるろれつ困難)、摂食・嚥下障害(飲みこみの障害)などです。患者様の障害を軽減、あるいは障害を持ちつつも代わりとなる手段の工夫により、機能の向上のみでなく、地域での生活、社会参加を支援していきたいと思います。


 当院リハビリテーション科ではそれぞれ特色のある3つの療法が揃い、総合的なリハビリテーションが提供できるようになりました。今後、様々な障害に対してより専門的なリハビリテーションを提供させていただき、患者様と共により良いリハビリテーションを展開していきたいと思います。リハビリテーション科一同全力で務めますので、今後とも宜しくお願いします。

| Copyright 2013,08,30, Friday 08:03pm administrator | comments (x) | trackback (x) |

 

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